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Jul.19

物語は12日目を終える。
解放者として世界を巡ることができるのは、この日が最後だ。
ここまでの戦果は、クリアしたサイドクエストが51個。
祈りのキャンバスでは59個をこなした。

ついに世界は最後の日を迎える・・・と思ったら、このタイミングで予想外のことが起きる。
FF13-2を終えて以降、この世界の時間は1日26hから24hになったのだが
消えた2hが12日間分、ここで再生される。
各地でライトが集めてきた、大きな輝力のおかげで。

こうして、世界が終わる日は13日目ではなく14日目となった。
現れた「最終日でない13日目」、デッド・デューンに新たなダンジョンが出現する。
その名は・・・「終極の冥宮」。
今作に出現するモンスター達の、ラストワンと戦うことができる。
他には、いつもと違ってバトル中も時間が経過する。クロノスタシスは無効だ。

ダンジョンは階層に分かれており、1階ごとにラストワンが1体いる。
倒した時、戦績に応じて次の行き先を選べる。戦績がよければ一気に3階分進むことができる。
また、ここの外ですでに倒したラストワンは出現せず
その階からは3階分まで進める状態になっている。

あらかじめ外で10種類くらいラストワンを倒していれば、突破するのはかなり楽になる。
途中で脱出もできるので、アイテムが減ったら出よう。
すぐ西にある遺跡の入り口に入って、サボテンダー像のワープでラフィアンに移動すれば補給も可能。

ここで倒したラストワンは以下の通り。
ホプリタイ、ゴーント、ドレッドノート、ゴルゴノプス、グランプチン、シュレディンガー、
ゴブリン、メイオベントス、トリフィド、デザートサハギン、スカテネ、ゾモック。
小型勢はラストワンだろうと弱い。中型も、GPアビリティをいくつか使えば問題ない。
ただ、大型はかなり強い。
ドレッドノートとは今作では初めて戦ったが、ほとんどアイテムを使い切る苦戦だった。
ゾモックも7分27秒かかる。

また、内部では10階ごとにBGMが変わるようだ。
FF13より「生誕のレクイエム」と「宿命への抗い」が使われている。
どちらも重要なバトルで使用された。まさかここで聴けるとは。


そして、最深部は33階。
隠しボスのエレキシュガルがいる。ひとつ、戦ってみよう。
BGMは「時空の覇者」、FF13-2のラストバトル4連戦、その1戦目で使用された曲だ。

敵HPは実に750万。
攻撃ではグランドインパルスやレゾナンス、各種ガ系魔法を使い
防御でも2枚の障壁とプロテス、シェルを使用する。
ノックアウトして障壁を破らないことには話にならないのだが、
連続攻撃を仕掛けてもノックアウトまでもう1つ届かない。
時間だけ経過していくうち、敵はメテオを使用。
これが、回数が増えるごとに
メガメテオ、ギガメテオ、テラメテオ、エクサメテオとランクアップしていくのだ。
上級になったらヘビーガードすら役に立たない。

早い話が、勝てる実力は無かったorz
削れても200万くらいが今の限界だ。
脱出して最後の補給と買い物を済ませ、13日目を終える。

箱舟に帰ってくると、ホープから別れを告げられる。
169年前、行方不明になった時からすでに神の駒だったのだ。
最終日を迎えた今、もう監視の必要はない。
ホープ:あなたがついていてくれるって、いつも信じていられたから・・・僕は何も怖くなかったんです

代わりに、箱舟にはモーグリがいる。アイテムの補給が可能だ。
GPを消費するので、あまり頼りたくはないが。
特に、ここまで来てGPでエクスポーションを買うのは無意味に近い。
ギルで買うことができる。

世界が終わる日が、ついに来た。
大聖堂で儀式を止める・・・が、それは神への反逆となる。
だけど、セラならためらわずにやるよね。
やっぱり似てないようで似てるってことか、この姉妹は。

14日目――最後の戦い。向かうは、ルクセリオの大聖堂!

PLAY 36:28


Jul.20(Part1)

ルクセリオに降り立ってみると、まさに阿鼻叫喚の地獄絵図となっていた。
人が一瞬でアヌビスになるとか聞いてないよ。
4体も出てきたらかなり面倒なのでエスケープする。
もはやこの世界から時間という概念も消え去った。この最終日だけは、エスケープしてもデメリットは無い。
「明日」という言葉は、すでに意味を失ったのだ。

装具屋や雑貨屋の店主も、大聖堂に逃げ込んでいる。
最終日にしか買えないレアものもあるので、要チェックだ。

まずは、忘却の禊を止めよう。
ルミナが言うには、死者に関する「生者の側の」記憶を消す儀式だという。
死者の魂が消えないのは、誰かがそれを覚えているから。
新しい世界に生きる人々に、古き記憶は必要ない。それが神の意思ということか。
止めるルミナを振り切って、大聖堂に向かう。
ルミナ:私を、ひとりにしないで・・・

門番を倒して先に進もうとすると、大聖堂側がキマイラを投入。
そこに現れる乱入者・・・ノエル!
解放者であるライトが、救世院と対立する理由は一見するとわからない、が。
ノエル:ライトニング!あんたが神に逆らうわけは――
1つしか考えられない。
ノエル:セラを助けるため、だよな
この場を任せ、先に進む。

内部ではモンスターも出現。ここまで見なかった新顔もいる。
中でもアルカンジェリは強いので、なるべくなら戦いたくない。
逆に、セトは弱い割りにGPを0.5もくれる。GP回復させたいなら戦おう。

出くわすのは敵だけではない。先客もいる。
ファング:目いっぱい暴れてやるぜ
2人でキマイラとバトルだ。

これを倒したら、以前来た大聖堂の最深部へ。
以前1度だけ案内されたことがある。
セト2体とバトルになるが、的確にガードできれば大したことはない。
ファングが75460ダメージをたたき出していた。

天井を突き破って、スノウが現れる。
ファングの槍で聖宝を破壊し、忘却の禊を止める。
スノウ:待たせたな!
500年ぶりに、ヒーロー参上だ。
そして、行うべき儀式はこっち。
ヴァニラ:死せる者、生ける者、誰もが手を取り合い――ともに新しい世界へ!

さらに、ルミナとユールが現れる。
ここでルミナの正体が判明。
ライトから切り離されたセラを守るために作りだされた存在だという。
ここで、ルミナとしていられる時間は終わる。

最後の鐘が終わる時、至高の神ブーニベルゼが目覚める。
以前に奪った、ホープの体を使って。
こんなダークなボイス初めて聞いたよ、他作品で何度も会ったけれど。


ここでモーグリが登場。回復アイテムを売ってくれる。
もうブーニベルゼのもとに直行してもいいが、4つの試練があるのでこなしていこう。
左上から順番だ。

4つの試練は、それぞれ短いダンジョンの形式。
途中にある3つの部屋では、モンスターに勝利しないと先に進めない。
だが、門番がいない部屋も少なくなかった。
どうやら、いるはずのモンスターがすでに絶滅していて登場できなかったらしい。

それでも、ここまで来てアースイーターとやるのは大変だった。
HP140万もあるなんて。
あとはニーラとウェンディゴの集団もかなり苦戦する。
少数ならいいんだが、門番として出てくる場合は
親玉のスクリーヴァも含めて全部で7体同時だ。
これだけいるとかなり難しくなる。
1つ試練をクリアするごとに補給できるので、回復はアイテムを使いGPは温存する。

この4つの試練では、今までに使われた名曲が聴ける。
1つ目は、移動時に「帰るための戦い」。7章パルムポルムの開幕で使われた。バトルは、説明不要の名曲「閃光」だ。
2つ目の試練では、移動時に「色の無い世界」、バトルはFF13-2の「戦神」。
そして3つ目と4つ目は、移動中もバトルも同じBGMだ。それぞれ「閃光」と「時空の覇者」。
ここに来て、気合いの入った名曲ラッシュ。FF7CCを思わせる。

4つ全てクリアすれば、初期装備のクリムゾンブリッツとナイトロータスが強化される。
前者は物理魔法ともに攻撃力2500の剣、後者はMHP+8000の盾だ。
どちらも、13日目に箱舟で入手したアンビバレンス改につける。
あとの2つは、引き続きアーバンアパッシュと静かなるガーディアン。
最近になって、デプロテとデシェルの他にウィークも使いたくなってきたが
これを静かなるガーディアンにつけると攻撃手段の枠が無くなる。
ならばと防御特化にしてみる。餓鬼頭巾とルーンリングを装備すれば、ウェアの分も合わせて魔法耐性100%が実現する。
ただ、このウェアでは攻撃できないのでATBゲージの運用は難しくなる。

この剣と盾で、失ったものを取り戻そう。
ライト:世界の終わりに、最後の血を流そう

あとは回復アイテムだ。
エクスポーション5個、リフレッシャー、エーテル2個、フェニックスの尾2個を持っていく。

今こそ扉を開け、世界の最期を見届けよう。

PLAY 38:31



Jul.20(Part2)

ついに、ブーニベルゼと対面する。
神ならば、世界を作ることができる。
その代わり、見えないものを・・・人の心を集めることはできない。
だからそこは人の手に頼ったのだ。

神の意図はそれだけではない。
新たな世界には、消えたエトロに代わる神が必要だ。

新たな世界が生まれようとしている、だが彼はもう壊す気でいる。
さっき忘却の禊を止められたため、人々の記憶を消すことができていない。
この状況は神の想定通りではないため、やり直すつもりだ。
ならば、戦って止めるのみ。
かつて存在したパルスとリンゼの力を引き寄せる。
ブーニベルゼ:新しき女神よ、輝ける神の全き光で祝福しよう

全部で第4段階まである。
初手で死の宣告を使われる。時間は240秒。
だが第1段階はデプロテ、デシェル、ウィーク全て有効なので
それらをかけてアンビバレンス改で攻撃すれば問題ない。

第2段階も、攻撃は同じような戦術でいい。
魔法を使う時の属性に注意するくらいで。
向こうも各種魔法を使うため、その時は静かなるガーディアンで防御。
魔法耐性で防げないアルテマは、ヘビーガードを使って軽減する。
ブーニベルゼは空中に飛び上がった後、一定時間で妖星乱舞を使用。
FF6のラストバトルBGMが由来だろう。

第3段階は、聖なるかなで強化を重ねてくる。
ガッツ、ブレイブ、フェイスをかけてしばらく経過すると、最強技のハイパーノヴァを使用する。
エフェクトも含め、FF7でセフィロスが使うスーパーノヴァの上位技。
これはガードもできないので、使われる前に倒すくらいしか対処法はない。
ノックアウトしたらオーバークロックを使うのはもちろん、シーンドライブも使いたい。
スタイルチェンジしながら攻撃を繰り返し、与えたダメージの一部を回復する。
物攻の高いウェアで発動させるのが重要だ。

ここまで、敵HPは60万+70万+70万。
そして最終段階。HPは105万、前作のバハムート・ウォローと同じ数値である。
前2作やってれば想像できるかもしれないが、ノックアウトしないとほぼダメージが通らない。
しかし、それも大変。ノックアウト攻撃力の高い攻撃を、高い密度で連打しなければ厳しいだろう。
さらに敵の攻撃には打ち上げ効果があるものも多いので、確実に防ぎたい。
使用技の中には心ない天使もある。やはり強制的にHPを1にする効果だが、ガードすれば無効。

これはもう、ノックアウトを狙えるセッティングにしないと勝ち目が無い。
アンビバレンス改にサンダラを設定。さらに静かなるガーディアンからデプロテを移す。
アーバンアパッシュは、アビリティはそのまま。ただし武器をリベンジオブカオスに変更する。
ノックアウトを早めることを優先する。
そして、静かなるガーディアンにルインをセット。威力は低くても、ノックアウトの持続時間を増やせる。
やはり1つくらいは攻撃手段を入れた方が、ATBゲージをフルに活用しやすい。

結論から言えば、ノックアウトさえできればこっちのもの。
一撃で3万以上のダメージを出せる。コンボフィニッシュなら7万にも。
ここぞという時に集中攻撃できるように、オーバークロックかリフレッシャーでATBゲージを回復できるようにしておく。
いつでもGPを使えるように、必要ならエーテルも。
1度ノックアウトしたら、GPが続く限りオーバークロックを使いまくって
一気に決着をつけるのみだ。


ブーニベルゼは、神でありながら人の力まで取り入れた。
だがそれは弱点にもなる。
最後にホープを救うため、ラストリゾートを決める!
それも、セラからプレゼントされたナイフで。

そして、ライトは女神の代わりとしてこの世界にとどまる・・・つもりだった。
何かが欠けた彼女なら、迷い無くできたのだろう。
その「何か」――自ら捨てていたのは、子供としての自分の心だった。
セラと2人だけで生きていくために、親からもらった名前すら捨てて早く大人になろうとしたと
FF13でホープに語っていたっけか。

ライトが誰かに助けを求めるって、3作通しても初めてな気がする。
向こうから助けに来たのはホープ。今度こそ本物だ。

神であるブーニベルゼは、また復活する。
今度は仲間の力も借りて、決着をつけよう。
スノウ、ノエル、ヴァニラ、ファングの4人が、それぞれ召喚獣とともに現れる。
・・・って、サッズは?
転生する人間の魂の流れから、現れる。
サッズ:探してたんだよ、希望をな
ついに、セラが帰ってきた。
セラ:お姉ちゃん、私も戦える
揃ったところで、本当に最後の決着を。
これからの世界を導く人の力で、最後の一撃を!

世界を作るのは、そこで生きる人々である・・・FF10からずっと続いている主題だ。
思えばこのFF13の3部作でも、ずっとこのために物語があったように思う。

神のいない世界が、今度こそ始まる。
だが、死者を見守る神は必要。その役を、カイアスとユールが名乗り出る。
ユール:死の闇に、身を投げましょう
ノエルにとっては、このまま見過ごせない。
それにウィルダネスでわかっている通り、解放を願うユールが1人だけいる。
カイアス:魂をかけて誓え、2度と手放すな
この2人の話も見てみたいところ。後でネットで作品探してみようかな?

3作合計で100h以上にもなる、とても長い物語がここに終わる。
これからは、人の手で世界を作っていこう。

ムービーの終盤とスタッフロールでは、3部作の名場面を見ることができる。
ただ、後者はクリスタルに映る形だったので小さくて見えづらい。

新たな世界のどこか、ライトが列車から降りる。
帰り着いたと思ったら、また新たな旅に出たそうで。
ライト:ああ、会いに行くよ
誰にだろうか・・・それは想像するのみ。


THE END

2015.07.20 21:26

PLAY 39:58



・・・終わった。
3部作全てを合わせれば、103時間46分かかる長い物語だった。
期待通り、最後はハッピーエンドで終わってくれて安心。

この3部作、考えてみれば常に「神から人間の手に、世界を取り戻す」ことが主題だったような気がする。
今度こそ本当に、人の手によって作られる新たな世界がここに誕生した。
この世界で何が起きるのかは、プレイヤーの想像次第か。
なんだかんだでメインに好きキャラばかり揃うFF13シリーズなので、その辺はいろいろ楽しみだ。

バトルは、今回はアクション要素多めだった。
Blackとしては13や13-2のようなコマンド系の方が得意ではある。
今回、特に大型モンスター相手はかなり苦戦させられた。
やはり狙ってジャストガードを決められるようにならないと厳しいか。

BGMは・・・途中でも書いた通り
13や13-2からの名曲のインパクトが強いために
今作の新曲があまり目立たないという結果になった。
デッド・デューンのボス戦で聴ける「立ちはだかる者」あたりが代表か。
何度も聴きたいと思わせる名曲だ。

上記のこともあって、総合評価は13シリーズの中では低く終わることになりそうだ。
それでも、FFシリーズとしては中位くらいには入る。
どうやら僕は、まだまだFFを楽しめそうだ。

次にFFでプレイ記録を書くのは、旅を終えてからになるだろう。
どの作品で書くのだろうか?
・・・それは、その時のお楽しみ。


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